校長散歩

2020.04.02

  • #その他

148 休校期間を再延長します

閉鎖された正門の画像
武蔵の正門は4月1日から閉まりました。登校は東門からになります。
4月2日 武蔵は4月7日の学校再開を目指していましたが、世界を覆うパンデミックの状況や、東京を中心とした直近の首都圏の感染状況を勘案して、休校期間をゴールデンウィーク終了の5月6日まで延長することにしました。
ただし、武蔵は2019年度の終業も行っていません。このため、感染リスクを最小に抑える様々な努力をしたうえで、各学年1日ずつの「登校日」を設定します。
新中2から新高3は、それぞれの「登校日」に、旧組主任と旧クラスでの「終業」を行うとともに、新組主任と新クラスでの「始業」を短時間で行います。そこで、新年度に当面使用する教材を配布するとともに、休校期間中の課題を示す予定です。また、今後、学校再開がさらに延びていくことも想定して、家庭学習を支援できる新たなICTのシステム導入に向け早急に準備を進めているところです。
まだ本校に入学していない新中1は、「登校日」に、規模を縮小した「入学式」を短時間で実施します。保護者の皆様は各家庭1名ずつに限らせていただき、別室で中継を見ていただけるよう準備をしています。
今後、さらに状況は変わっていき、この「登校日」さえ実施できなくなるかもしれませんが、私たちは現段階においては、この方法で教育活動を進めることを決めました。生徒・保護者には、日程や詳細な留意事項などついて、別の方法で伝えました。登校にあたっては、感染リスクを最小に抑える最大限の努力をしつつ、決して無理をしないようにしてください。保護者の皆様の格段のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
この戦いは『長期戦』になると、私たちも腹を括りました。
だからこそ、改めて生徒諸君には『休校期間に何をすべきか』を、しっかりと考えてほしいと思います。
部活動についても、すでに5~6月に実施される関東大会は全競技での中止が決まり、地区予選も行われないということです。心身のストレスがたまっている生徒もいるでしょう。また、記念祭に向けての準備ができずに悔しい思いをしている生徒もいるでしょう。でも世界中の様々なリーダーが言っていますが、本当に今私たちが体験していることは『見えないウィルスとの戦争』と言えると思います。校長散歩142で伝えたように、「逆境における魔法の言葉」があります。「おいあくま」です。ぜひピンチをチャンスに変えていってほしいと思います。
それでは、まずは健康や通学に十分注意して、それぞれの「登校日」に会いましょう!