463 第107回ブラスバンド班室内楽班合同演奏会（その2）

室内楽班のあとはブラスバンド班です。クラリネット、フルート、サックス、ホルン、トランペット、バス、パーカッションの7つのパートからなる、中1から高2までの32名の演奏です。
第1部はゴダイゴの『銀河鉄道999』と吹奏楽の定番曲である『シンフォニア・ノビリッシマ』。第2部は、ジャズのスタンダード・ナンバーである『Sing Sang Sung』と『In The Mood』。そして第3部は、同名の映画中の曲から構成された交響組曲『君の名は。』、福島弘和作曲の『夢への冒険』、ホルストの『吹奏楽のための第二組曲』へと流れていきました。
アンコールはこれも吹奏楽の定番曲である『宝島』。各パート12名ものソロが入る粋なアレンジになりました。
高2生は本日の演奏会で引退とのこと。高2の班長からは、「『コロナ以前を取り戻す』という目標で1年間やってきたが、1年間でメンバーも20人から35人へと増え、最初は静かだった班員も、合奏中もうるさくなった。本来のブラスバンド班をだいぶ取り戻してきている」との感想が述べられました。
思えば、3年間にわたるコロナ禍で、「密」になるということから練習も思うようにできなかった先輩たちの思いも受けながら、この夏休みには久しぶりの合宿も実施し、この日の演奏会に備えることができました。
班長のあいさつのあとの最後のアンコールは、武蔵ブラスバンド班で受け継がれてきた『星条旗よ永遠なれ』。躍動する演奏で、演奏会は締めくくられました。
班長の言葉通り、コロナ前に戻ってきたことを実感できる素晴らしい演奏会でした！