424 全校防災訓練を実施しました

6月8日、午後の時間を利用して、全校防災訓練を実施しました。
この訓練は、校内活動中に大地震が発生したと想定し、その際の避難ルートを確認するとともに、状況に応じた行動の判断基準を生徒自身が身に付けられるようになることをねらいとしています。
5時間目は、授業中に地震が起こったと仮定し、地震発生の放送連絡、教室内での安全確保、グラウンドへの避難といった訓練を行いました。
6時間目は、生徒の居住地により47班に分けられた「災害時帰宅グループ」ごとに、「グループ別会合」を行いました。そこでは、縦割りで各教室に集まった高3から中1までの生徒たちが、それぞれのグループ責任者の生徒の指示のもと、事前に配布されていたワークシートに基づいて、災害時における家族との連絡方法を確認しあうとともに、班員相互の自己紹介を行う中で、いざというときに助け合えるようなネットワークを形成しました。
東日本大震災から11年が過ぎました。あの日のことは忘れることはできません。日本はいつどこで大地震が起きてもおかしくない国です。今日の訓練はあくまでも「基本型」に過ぎません。この経験を生かしながら、いざというときの心構えを作っておいてほしいと思います。