校長散歩

2022.05.30

  • #生徒の活動

421 E.S.S.ドラマフェスティバル受賞

エントランス前での記念撮影
5月26日、校長室に高2から中2までのE.S.S.の生徒たちが訪問してくれました。
彼らは、この春にオンラインによる第44回ドラマフェスティバルに参加。素晴らしい評価を受けるとともに、主演した生徒は「ベストアクター賞」を受賞したとのことです。
英語劇を対象としたこのフェスティバルは伝統あるものだそうですが、ここ2年間は新型コロナウイルスの影響で実施できずにいたそうです。しかし、この4月にオンラインという形で再開。そこで、E.S.Sの部員たちが挑戦し、見事な成果をあげました。
今回の演題は「Dead Poets Society」。かつてロビン・ウイリアムスが主演した映画にもなりました。邦題は「いまを生きる」。アメリカの厳格な全寮制の高校を舞台に、自由で型破りな教師が母校に戻り、人生の意味を生徒に問いかけていくお話です。この題材を取り上げるにあたっては、コロナ禍でなかなか思うように活動できなかった部長の思いがあったようです。
生徒たちに感想を聞くと、口々に仲間とともに取り組んだ達成感を語ってくれました。私も記念祭のE.S.S.の会場でビデオを見せてもらいましたが、実によくできていました。
この映画はかつて私も観ました。映画のタイトルとなった「いまを生きる」は、“Seize the Day!”の台詞で劇中にも出てきます。真理をついた言葉だと思います。また「たった一度の人生だから、思うように生きてみろ!」というのもこの映画が伝えていたメッセージではないかと思います。
ところで、今回の演劇については、6月9日(木)の放課後に大教室を会場に、感染防止対策を講じながら、今度は対面での上演をするそうです。観劇できるのは、E.S.S.部員の保護者と武蔵の生徒・教職員。生徒・教職員については事前申し込みが不要。ぜひ多くの中1生にも来てほしいとのことでした。
おめでとうございました!