校長散歩

2022.04.13

  • #生徒の活動

395 地域おこしに取り組む武蔵生

「牛久写真コンテスト」のチラシを持っての校長室での記念撮影
4月9日、二人の高3生が校長室を訪問してくれました。
彼らは、千葉県市原市の牛久商店街を舞台に、その地域おこしの一環として「牛久写真コンテスト」を企画運営している生徒たちです。
牛久は千葉県市原市の中央部に位置しています。上総牛久(かずさうしく)駅からは小湊鐵道のトロッコ列車により養老渓谷へと行くことができます。また、物流の要所として、魅力のある昔ながらの店舗も数多く存在してきた一方で、人口減少や大型商業施設の開発に伴い商店街も閑散としてきたとのことです。
そうした中で、牛久の町おこしに取り組む地元の皆さんの情熱に触発を受けた武蔵生がいました。
彼らは、そもそも「撮り鉄」として市原市を走る小湊鐵道に魅力を感じていましたが、同時に校長散歩263でも紹介した「武蔵大学ビジネスプランコンテスト」で彼らなりに地域おこしについて考えていた生徒たちでした。そんな折、地元のリノベーションスクールの発表見学などを期に、牛久の皆さんと知り合いになったとのこと。そこで、この「牛久写真コンテスト」を発案したところ、地元の牛久商店街や小湊鐵道の理解も得て、実現にいたったとのことでした。
「牛久写真コンテスト」では上総牛久駅や牛久商店街及びその周辺で撮影された「牛久の魅力を伝える写真」を募集しているそうです。募集期間は3月26日(土)から4月17日(日)まで。優秀賞5点、審査員特別賞3点には、それぞれ賞状及び副賞が出されるとのことです。
以前から彼らの活動は聞いていましたが、この日の訪問はその途中経過報告。地域に何度も足を運び、地元の皆さんとの交流を通じ、様々な刺激や学びを得ている一方で、例えば、写真応募数が伸び悩むなど、彼らなりに「壁」にぶつかっているようです。まだ写真の募集も行なっているようですので、興味のある方はこの土日にでも牛久に足を運ばれたらどうでしょう。
武蔵という枠を飛び出して、様々なことにチャレンジする武蔵生には頑張ってほしいと思っています!