381 武蔵からアメリカの大学へ

3月12日、土曜日の放課後を使って「武蔵からアメリカの大学へ」というユニークな説明会が演習室を会場に行なわれました。話したのはアメリカの大学へチャレンジしたばかりの高校3年生。Zoom参加も含め、15名の生徒が参加しました。

海外進学を目指すにあたって、彼の場合は、中学時代に学園が実施しているREDプログラムで海外に興味を持ったことから始まりました。高校1年生のときに海外進学を決意。その後、「常に自ら一次情報にアクセスし、しっかりと理解すること」を心掛け、学園国際部からの情報提供や武蔵の先生からのサポートを受けながら、どのようにしてアメリカの大学に受験していったのかを詳しく語ってくれました。

彼とはこれまでも折に触れて色々な話をしてきました。例えば、英語の即興型ディベートを紹介したら、すぐに取り組みだしたことも覚えています。また、海外提携校とのオンライン交流会を企画したり、あるいはスタンフォード大学のe-JAPANのプログラムにも参加したりしたことも印象的でした。「何かをやってみよう」と挑戦してみる姿勢にはいつも感心していました。

「帰国子女でなくても、普通の生徒が武蔵から海外に行くのは簡単」という彼の言葉に、励まされた後輩たちも多かったのではないでしょうか。

彼も含め、多くの武蔵生が海外進学に挑戦するようになりました。同窓生からの学費支援や学園国際部からの情報提供も後押ししていると思います。まだ最終的な進学先は決定していない時期での今日の説明になりましたが、卒業後も持ち前のチャレンジ精神を忘れずに、「道なき道」を開拓していってほしいと期待しています。

有り難うございました。