校長散歩

2022.02.22

  • #武蔵の風景

374 梅一輪の暖かさ

東門脇の白梅
2月18日、まだまだ厳しい寒さが続きますが、東門脇の白梅が咲いていました。
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」という俳句があります。調べてみると、この句は芭蕉の弟子である服部嵐雪の句だそうです。「梅が一輪咲いている。それを見ると、一輪ほどのかすかな暖かさが感じられる」とか、「梅の花が一輪咲くごとに、少しずつ暖かくなっている」などの解釈があるようです。
梅の花言葉も調べてみると、「不屈の精神」とのこと。寒さに耐えながら花を咲かせようとするからでしょうか。また、「白梅」にも花言葉もあり、それは「気品」だそうです。白梅を見ていると、確かにそんな感じが漂っています。
ちなみに、東門の前にある北新井公園では、美しい紅梅が咲いています。
春が少しずつ近づいてきます。