372 強歩大会4　－ゴール地点「武蔵」－

完歩すると、第66回強歩大会のロゴが入ったボールペンかシャーペンをもらって解散となりました。

私も頑張って完歩しました。最初の中1と一緒にスタートしましたが、ゴールは最後尾の高校生のあとに到着したので、生徒たちはもう解散していましたが、ゴールの区間員の生徒も小雨のなか案内をしてくれました。ご苦労様！

思えば、昨年は新型コロナウイルスの影響で、第65回強歩大会は中止を余儀なくされました。小委員長の無念の思いも思い出されます。そしておととしの第64回大会は、武漢でコロナが発生したものの、まだ穏やかな日常のもとで開催することができました。

果たして来年の強歩大会はどうなっているでしょうか。

1918年に発生したスペイン風邪も、感染の波を繰り返しながら、収束までは3年あまりがかかりました。当時の厚生労働省（内務省衛生局）の記録である東洋文庫778『流行性感冒－スペイン風邪大流行の記録－』（平凡社）を見ると、当時も今と同じように人々の英知を結集しながら必死に対応していたことがわかります。来年の強歩大会は発生から3年目。今の人類の英知が結集できれば、来年こそ、通常通り実施できるのではないかと期待しています。

このコロナ禍という状況の中で、実施にこぎつけた小委員会を中心とした生徒諸君と、生徒を見守り支えた先生方に敬意を表するとともに、ご理解ご協力をいただいた保護者の皆さまやコース周辺の関係の皆さまに御礼を申し上げます。

有り難うございました！