校長散歩

2022.02.15

  • #行事

369 強歩大会1 -スタート地点「井の頭公園」-

スタート地点の井の頭公園競技場の様子
2月13日、武蔵の第66回強歩大会が開催されました。武蔵は、「競歩」大会ではありません。「強歩」大会です。人と競うのではなく、それぞれが楽しんで踏破する。「走らない」というのも武蔵のルールです。
また、武蔵の強歩大会は、毎年コースが変わるのも大きな特徴です。強歩大会小委員会の生徒たちが、毎年のコースを企画。夏休みから時間を掛けてコースを選定。教員の力も借りつつ、地元の警察や公園事務所とも調整し、準備を進めます。
ところが、年が明けてからの新型コロナウイルスの感染急拡大もあり、本年度の強歩大会を実施するかどうか大変難しい判断が迫られました。
最終的には、生徒や保護者の皆さんのご協力を得ながら武蔵ではこれまで対面授業を継続できてきたこと、小委員会も感染防止対策を真剣に考えてきたこと、実施場所の公園事務所のご理解も得られたこと、そして「行事の持っている人間形成力」を考えると生徒の主体的な活動を何とか実現させたいという思いから、実施することにしました。
小委員会が考えた今年のコースは井の頭公園をスタートに、石神井公園を経由して学校に戻る全長14.5キロ。例年より半分のコースとし、飲食場面での感染リスクを減らすため、途中昼食はとらないで済む時間設定にしました。本来はもう少し長いコースを考えていたようですが、1月以降の感染状況を踏まえ、短縮したとのことです。
スタートも中学生は8時から、高校生は9時からと、学年ごとに分散して出発。
スタート地点では、早朝から小委員会の生徒が準備を進めていました。生徒たちは、検温・健康観察、出席チェックを受けたあとに、ペットボトルをもらい、順次、長い道のりのスタートを切っていきました。