校長散歩

2022.02.01

  • #入試

366 中学入試が無事に終わりました

受験を終えて、保護者の皆さんと落ち合う受験生たち
2月1日、中学入試が無事に終わりました。入試を実施するためには、様々なことに気を使います。このため、地震や大雪などの自然災害、交通機関の遅れなども想定した準備を進めていますが、今年は何といっても新型コロナウイルス対策でした。
1月に入ってからのオミクロン株の急拡大に伴い、小学生にも感染者が増えている状況を踏まえ、あらゆる可能性を考えて、三つのタイプの別室を用意するなど、周到に準備を進めてきました。
受験生の皆さんも、この間、本当に大変だったと思います。無事に本日を迎えるまでに、ご家族も含め神経をすり減らしてきたことと推察します。そうした中、この日は7時30分からの検温に始まり、試験会場に入室した受験生は、国語、算数、社会、理科の問題に挑みました。恒例の理科の「おみやげ問題」は、針金を使ってバランスの取れたところを探る力学の問題でした。楽しんで取り組めたでしょうか。
色々と準備は大変でしたが、結果として、無事に受験生を迎えることができ、また無事に保護者の皆様にお返しすることができ、ほっとしています。
試験終了後、私たちは早速採点作業に入りました。武蔵の問題は記述問題が多いことから、採点に時間がかかります。受験生の思いを少しでもくみ取ろうと、先生方が必死に採点しています。
入試には「時の運」もあります。結果はどう転ぶかわかりませんが、コロナ禍という大変な状況の中で、健康管理にも留意しながら、この日に向けて精一杯取り組んできた皆さんに大きな拍手を送りたいと思います。お疲れさまでした!