校長散歩

2022.01.17

  • #その他

362 中1・中2に学習用タブレット端末を配布しました

学習用タブレット端末配布ガイダンスの様子
1月13日、15日の両日、中1と中2の生徒に学習用タブレット端末を配布するとともに、使用のためのガイダンスを行いました。
武蔵は、これまで本物に触れさせるアナログ的な教育にこだわってきました。その意義は、今のような時代だからこそ、ますます重要になっていると思います。一方で、デジタル化の急速な進展は我々に多くの恩恵を与えてくれています。コロナ禍でも、オンライン授業を実施することにより、リモートで学習を継続することができたり、Google Classroomにより、連絡や集計などが迅速にできたりするようになりました。
こうしたICTによるやり取りは、これまでは生徒や各家庭が所有する端末に頼っていましたが、このICT化の流れをさらに進め、全生徒にタブレットの端末を持たせることにより、授業の一環の中で積極的に利用できる環境を整えることとしました。
とはいえ、学校全体で一斉に購入するのではなく、段階的な導入を行うこととし、まずは中1・中2への導入を行ったところです。ただ、半導体の世界的供給不足の影響などもあり、この時期まで配布がずれ込んでしまいました。今後、他学年については、来年度は新中1・新高1、その翌年度は次の新入生へと段階的に導入していく予定です。
ガイダンスでは、まず生徒たちは、あらかじめ学校のほうで不要なアプリはダウンロードできないようにデバイス管理を行ったタブレットを受け取りました。開封を行い、パスコードなどの設定を行うなど、すぐに授業等で使えるような準備をしました。タブレットを取り出したときの生徒たちの嬉しそうな顔が印象的でした。また、使用にあたってのルール-「学内端末利用方針」-とともに、これまでも定められていた「インターネット利用基本方針」も改めて確認しました。情報モラルをしっかりと身につけてもらうことは、これからの社会を生きていくうえでは必要不可欠なことだと思います。
我々も試行錯誤しながら、「武蔵のアナログの良さ」と「デジタルの強み」を融合していき、新しい「武蔵の学び」を作っていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします!