校長散歩

2021.12.21

  • #行事

356 中1地学巡検

大観山ではパノラマ図の周りでガイドさんの解説を聞きました
 12月14日、中1の地学巡検で箱根に行きました。例年だと、神奈川県立生命の星・地球科学博物館に集合し、そこの見学からスタートするのですが、今年度は残念ながら改修工事のため休館中。そこで、今年の生徒は小田原駅に集合し、そこからバスに乗車。感染防止対策のため4クラスで8台のバスを配車し、座席の間隔を確保したうえでの実施となりました。
もう一つ残念だったのは天気です。この日に限って、あいにくの曇り空。小雨もときおり降る中、班にもよりますが視界は厳しい状態でした。それでも、時々に開ける風景を楽しみながら、箱根の地層や地形を学びました。
武蔵の巡検では、贅沢なことに地元の学芸員や研究者などの皆さんが一日中バスに同乗してガイドをしてくれます。大観山、山伏峠、大涌谷といったバスを下車しての観察ポイントのみならず、バスの車内でも、好奇心をそそる楽しい話をたくさんしていただきました。生徒たちは教室で学んできた知識を、実際の場で確認していたと思います。
そんな悪条件の中でも、中1生諸君は画板を片手にスケッチやメモにいそしんでいました。感心です。今日の巡検を踏まえ、冬休みのレポートにしっかり取り組んで、知識を確かなものとして定着させるとともに、「新しい疑問」をたくさん持ってほしいと思います。
御協力いただいた皆様方、有難うございました。この場を借りて感謝申し上げます。