校長散歩

2021.12.02

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347 全日本高校模擬国連大会優秀賞で国際大会へ

校長室での記念撮影
11月13日(土)、14日(日)の二日間にかけて、兵庫県淡路島で開催された第15回全日本高校模擬国連大会に武蔵の2チーム(1チームは2名)が参加しました。
武蔵は今回が初出場でしたが、そのうちの1チームが、書類選考を突破した全60チームの中で見事優秀大使賞を受賞。他の6校とともに、来春ニューヨークで実施予定の国際大会への出場権を得ました。
11月24日、今回参加した4名と縁の下の力持ちとしてサポートし続けた1名も交えて、校長室に報告にきてくれました。
今回のテーマは「核軍縮」。優秀賞を取ったチームはイラン大使。もう一つの武蔵ペアはニュージーランド大使だったそうです。校長散歩336でご紹介した「アジア太平洋模擬国連大会」もイラン大使役でしたが、今回も同じなのは不思議なものでした。
生徒たちに感想を聞くと、「自国の利益を主張すると同時に全体の議論の進行にどう貢献すべきかという視点の重要性を感じた」「何よりも他校の生徒とのつながりができた」「イスラム世界の国の考え方がわかっていなかったが、そこからの論理や視点を知り興味をもった」「全会一致の決議案を出していく段階で他の大使との駆け引きがあり、いかに合意点を見出すべきかという勉強になった」など、本当に良い体験をしたんだなと頼もしく思いました。
この複雑で多様な世界を前に、どのように現実を潜り抜け、理想を実現してくのか。今回の経験を土台に、さらに世界の舞台で、武蔵生に頑張ってもらいたいと思っています!