校長散歩

2024.09.17

  • #行事

681 第2学期始業式

始業式の様子
9月7日、大講堂を会場に始業式を行いました。
私の方からは、まず夏休み中に行った施設整備について紹介をしました。(技術工作室の整備、教室バルコニーの手摺の交換、教室の机・椅子の交換(今夏は中1・2、これで全学年完了))
続いて、夏休み中に活躍した武蔵生について紹介したあと、私が夏休みを利用して、インドとシンガポールの学校や大学を視察したことについて、写真もまじえながら、話しました。
武蔵は三理想の1つとして、「東西文化融合」を掲げています。これまでも中国や韓国との交流は進めていますが、東南アジアや南アジアとの交流は今のところありません。
インドは人口14億人以上、平均年齢29.8歳で、もちろん歴史と伝統のある国ですが、これからの成長が大いに見込まれています。また、政治や経済の分野でも優れたリーダー的人材を輩出しています。一方で、国内の格差も激しく「光と闇の国」といった印象も持ちました。 シンガポールはマレー半島の先端にある、まだ若い島国です。
中華系、マレー系、インド系など多文化が共生している地域で、天然資源がない国がどうやって生き残ろうかを戦略的に考えている印象を持ちました。
インドやシンガポールの若者たちも非常に志高く社会のことを考えています。ぜひ武蔵生にも、自分の知好楽をとことん追いかけるともに、社会の課題を解決せんとする志を持ってもらいたいなあと思います。
最後に、フランス・ラロシェルから来ている2人の留学生を紹介し、それぞれ挨拶をしてもらいました。2人とも流ちょうな日本語で見事なスピーチを行い、武蔵生から温かい拍手をもらっていました。
いよいよ2学期が始まりました。ぜひ充実した2学期にしてほしいと思います。