校長散歩

2024.09.09

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678 RED キングス・カレッジ・ロンドン・サマープログラム報告会

修了証を手にしての記念撮影
8月30日夜、REDの海外サマープログラムの1つとして、今年度初めて開催されたKing‘s College London(以下KCL)でのサマープログラムの報告会が、大学1号館を会場に開催されました。
今回プログラムに参加したのは、他校生も含め10名。この日はそのうち9名の生徒が、KCLでの研究成果をパワーポイントを使って発表しました(都合により欠席の1名は動画での参加)。
KCLのプログラムは、先方のご理解とご厚意によって、武蔵学園との間で結ばれた協定締結により実施することができました。イギリスの名門大学の講義・実験に参加するわけなので、参加生徒たちにはCEFRの「B2レベル(英検準1級~1級、TOEFL iBT72~94、IELTS5.5~6.5)」程度の語学力が求められたことから、生徒たちは参加にあたって、それを突破すべく努力を積み重ねてきたとのことです。
プログラムは7月26日から8月6日までの約2週間の日程で行われ、KCLでは、教授の講義や実験室での実践的授業を受けました。その主題も、Medical Imaging, Healthcare Robotics, Microcontrollers, 3D Prinitng, Number Systems and Logic, AI Practicalなど、興味深いものばかり。また、生徒たちにはグループや個人に課題が与えられました。KCLでの最終日にはプレゼンテーションを行い、KCLの教授から講評をいただきました。
KCLでは学籍登録もさせていただき、学生寮に宿泊。現地の学生気分も味わえたようです。途中、自然史博物館などへのフィールドトリップや、プログラムの終わりにはケンブリッジ見学もあり、中身の濃い2週間でした。
報告会では、KCLでの学びや生活について語り合うディスカッションもありました(もちろん英語です)。生徒たちの感想を聞いていると、まず何よりも「楽しかった」ようです。また、ある種の自信・達成感を得るとともに、さらなる挑戦心を掻き立てられたようです。
この日は最後にKCLに提出した個人課題(500字のエッセイ)が認められたことによる修了証が授与されました。
今回がREDとしての1回目の取り組みでしたが、参加した生徒たちはフロントランナーとして、大きな成果を残したのではないでしょうか。「思い切って外へ」飛び出した彼らには、「もっと先へ」と進んでほしいし、さらに後輩たちにもぜひ続いていってほしいと思います!!