673 中1 山上学校2－山登り－

日本百名山の1つである赤城山は、単独峰ではなく、山域を指しています。最高峰の黒檜山（くろびさん・1828ｍ）をはじめ、地蔵岳（1673ｍ）、駒ケ岳（1689ｍ）などが連なります。さらにカルデラ湖である大沼（おの）・小沼（この）や覚満淵（かくまんぶち）といった湿原、雲海で有名な鳥居峠や赤城山を御神体とする赤城神社など、たくさんの見どころがあります。生徒たちは、そうした大自然の中で、それぞれの班がコースを作り、山登りなどに挑戦します。
班で決まったコースは、「当直」と呼ばれるその日のリーダーが先導します。地形図の学習は1学期に行っているので、道には迷わないはずですが、必ずしも思い通りにいきません。時に道を誤ることもあります。安全確保のため、教員と山岳ガイドが付き添っていますが、現場に出たら可能な限り、口は出さずに生徒たちの判断を見守ります。
そうやって、生徒たちが主体的に登った山頂の景色は格別です！