672 中1 山上学校1－赤城青山寮－

7月12日～15日（前期）、16日～19日（後期）の日程で、赤城大沼（おの）湖畔にある「赤城青山寮」で、中1の山上学校が開催されました。
山上学校は、開校1年目から開催されている武蔵の伝統行事です。創立者根津嘉一郎の号「青山」を付した「青山寮」は当初軽井沢にありましたが、昭和56年（1981年）に、現在の赤城の地に移転し、それ以降、赤城の豊かな自然のもと、山上学校は行われています。
山上学校の目標は大きく分けて3つ。①自らの判断で自らを律し、自らの信念で進んで行動することにより、生きる自信を獲得し、自立への一歩を大きく踏み出すこと（「自立」と「自律」）、②自然に目を向け、自然から素直に学ぶこと（「自然」）、③多くの人と寝食を共にする共同生活を通し、みんなが自己主張に走るのではなく、他を尊重する中で共同生活を成り立たせること（「共同」）です。
武藏に入学してまもない、少し前まで小学生だった生徒たちが、中1の時期にこの山上学校を体験することは、意義深いことと思います。無事に行われた今年度の山上学校の様子を、数回に分けて紹介していきたいと思います。