校長散歩

2021.06.08

  • #行事

292 記念祭2 −研究発表−

アリの研究の画像
武蔵でのアリの研究のポスターセッションの様子
6月5日、6日、第99回記念祭が行われました。
武蔵には様々な部活動があり、研究を行っています。記念祭は、その研究発表の場にもなっています。物理部、化学部、生物部、地学部、太陽観測部、数学研究会、民族文化部などが、それぞれ日頃の研究成果を発表していました。
そのうちの一つ、生物部では部員がそれぞれポスターセッションを行っていました。
題材もカメムシ、アリ、ヒキガエル、カワエビ、ニホンヤモリなど、武蔵にも生息している身近な生き物を扱っていて、とても興味深い研究になっています。
例えば、アリにしても、武蔵キャンパス内だけで25種類を確認したとのこと。驚きました。一口にアリといっても、アメイロアリ、クロヤマアリ、クサオオアリなど様々。しかも、それぞれの形態や生態も違うとのこと。アリの採集に向け、キャンパス内に96か所のトラップをしかけ、それを回収・分類。先行研究を踏まえ、地道に学問に位置付けようとする姿勢に感心しました。
武蔵の課題研究の質は極めて高いと思います。今年度はオンライン中心ということで、その成果は一部武蔵記念祭特設HPでも配信されています。どうぞご覧になってください。