262 中学校卒業式

3月17日、大講堂にて中学校の卒業式が行われました。
武蔵では例年、高校・中学合同で卒業式が行われます。ただ緊急事態宣言下において、感染拡大防止対策を講じる必要があることから、18日に行う卒業式については高校3年生に限定して実施することとし、当初、中学生については教室で卒業証書授与を行うということになっていました。ただ、「このコロナ禍で頑張ってきた中3の生徒諸君を何とか労ってあげたい」という、とりわけ学年の先生たちの思いを受けて、様々な調整の結果、大講堂を会場に、武蔵始まって以来おそらく初めての「中学生だけの卒業式」を実施することにしました。
他学年では各クラスでの終業が行われたり、新年度の教科書配布などの業務が行われたりしていたため、参列者は学年の先生方を中心としたこじんまりとしたものになりました。それでも関係の皆さん方の協力で、校旗を用意したり、卒業式で使う生花を早めに手配したりするなど、厳粛な中にもアットホームで心温まる式となりました。
私からは代表生徒に卒業証書を渡すとともに、皆勤賞・精勤賞、体育優良賞の生徒にも証書を渡しました。また、校長式辞では、武蔵の6年間の折り返し地点において生徒諸君に考えてほしいことについてお話をしました。
さらに、中1のときに校長だった梶取先生からも祝辞があり、武蔵生への思いを語っていただきました。
式の最後は中3生代表から、堂々とした「卒業生代表の言葉」があり、高校生活への意気込みが伝わってきました。
ぜひ、中3生にはこの日を節目に、武蔵の後半戦に向け、新たな気持ちで立ち向かっていってほしいと思います。
中学校卒業おめでとうございます！