校長散歩

2021.03.19

  • #授業

258 特別授業企画「地域からこれからの日本を考える」

地域からこれからの日本を考える-特別授業-の画像
武蔵生と三人のゲストとのトークセッションの様子
3月16日、特別授業企画として、「地域からこれからの日本を考える~現代日本の課題とその解決に向けて~」と題されたトーク・セッションが行われました。
主催は校外活動委員会の先生方。武蔵は中2民泊実習や総合講座における全国各地でのフィールドワークなどを積極的に行っていますが、それを担っている先生方です。
このセッションのために、全国で地域活性化に向け、活躍されている方々をゲストとして、井上岳一さん(日本総合研究所総発戦略センターシニアスペシャリスト)、大島芳彦さん(ブルースタジオ・クリエイティブディレクター)、大場隆博さん(NPO法人しんりん理事長)のご三方をお迎えしました。
まず、それぞれのゲストから、どのようにして解なき世界を生きていくのかということや、リノベーションによるまちづくりの実際、林業を軸とした持続可能な地域づくりの実践について語っていただき、その後、参加した20名の武蔵生との質問・意見交換を行いました。
この意見交換がものすごく面白かった。豊かさとは何か、かつてのベッドタウンをいかに活性化できるのか、地域の活性化を図るうえでモデルとなる世界の地域はあるのかなど、フロアから出てくる質問に対して、ゲストの皆さんが示唆に富む意見を示してくださいました。
「当事者として、主体性をもって、自分ごととしてとらえられるか」「思いがある生き方をしてほしい」「想像力が大事である」など、ゲストの皆さんからのメッセージは、武蔵生の心に火をつけたのではないかと思います。
ゲストの皆さんのパッションと生徒の前向きな参加との相乗効果で「贅沢な時間」を過ごすことができました。この場を借りて御礼を申し上げます。