校長散歩

2019.12.02

  • #行事

102 中3天文実習(その2)

天文実習2
望遠鏡を懸命に覗いている生徒の様子
11月23日 少年自然の家の中庭に出ると、最初は曇り空だった空の合間から、星が少しずつ見えてきました。時間がたつにつれ、晴れ間が広がっていきました。カシオペア座とそこから探すアンドロメダ銀河。夏の大三角形とはくちょう座にかかっていく天の川。最初は隠れていた北極星も登場。東の空にはオリオン座の三つ星と小三ツ星の真ん中にあるオリオン大星雲。散開星団である昴。流れ星もいくつも流れていきました。
生徒たちは、時間帯によって、望遠鏡を覗いて必須課題に指定された星を見つけたり、双眼鏡で満天の星を楽しんだりしました。地面に銀マットやレジャーシートを敷いて、大地に寝転んで探した星々を、生徒はきっと忘れないでしょう。
10代に、科学的な知識の裏付けをもって星を探す体験ができた武蔵生は本当に恵まれていると思いました。「感謝の気持ちが大事だよ」と閉校式で生徒に伝えました。武蔵の教育は確かに進化していました!