校長散歩

2019.10.04

  • #行事

066 体育祭その3 体育祭小委員会

騎馬戦
大将による騎馬戦を各組は一体となって応援します
9月27日 43年ぶりの体育祭で感心したことの一つは、体育祭小委員会の運営能力の高さです。
特に、うまくいかなかったり問題が発生したりしたときの危機対応能力、そのときの判断力や対応力に感心させられました。
例えば、学年種目に他学年の生徒が勢い余って「乱入」してしまう場合があります。最初の中1の綱引きのときに、残念ながらルールを守らずに、「乱入」してしまった上級生がいました。その際、審判部は即座に「失格」の判断を行いました、中1の生徒は被害者であり可哀想でしたが、その判断の効果により、その後の各競技が気持ちのよい正々堂々とした戦いになりました。それでいて、失格してしまった両チームに、三位決定戦に参加するチャンスも与える柔軟性もありました。
その他、想定外の同点一位の際も、その時点で該当チームがバレないように工夫しながら、「大将による騎馬戦」を即座に判断し、そのことを上手に説明し、うまく対応していました。
武蔵では、校友会行事について、基本的に生徒たちに「任せて」います。任せられた生徒は、責任をもってそれを遂行しようとします。こうした経験を通して、「自ら調べ自ら考える力ある人物」が育っている武蔵の良さを実感しました。そうした先輩の様子を後輩は見ています。ぜひ、さらに今回の課題を解決し、体育祭を進化させていってほしいと思います。お疲れ様!