校長散歩

2019.07.19

  • #授業

040 フーコーの振り子

フーコーの振り子
フーコーの振り子を揺らして緯度を測る
新しい理科棟には15.97メートルのワイヤーを持つフーコーの振り子が4階の天井から釣り下がっています。フーコーは1851年にフランスのパンテオンにおいて地球の自転を証明するために、67メートルのワイヤーを用いて公開実験を行いました。武蔵では7月9日、高2の特別授業「地球の自転を体感する」の中で、実際に数値をとりながら、追実験を行いました。
当日は残念ながら、私自身も特別授業があったため、高2の授業は見学できませんでしたが、以前、見学した中学生の科学の授業では、武蔵の緯度は北緯34~35度であると推測されていました。(実際は35.7度くらい)。お見事でした。
新しい理科棟には、他にも化石標本や岩石標本の展示、天文台や地震計など、科学を学ぶ上での様々な仕掛けがあり、まるでミニ博物館のようです!