校長散歩

2019.07.08

  • #行事

032 中2みなかみ民泊実習事前学習

生徒の頭上を飛ぶ実物大のイヌワシの絵
生徒の頭上を飛ぶ実物大のイヌワシの絵
7月5日、中2特別授業の時間を利用して、みなかみ民泊実習に向けての体験コースの一つである「赤谷(あかや)プロジェクト・環境学習」の事前学習がありました。
「赤谷プロジェクト」とは、みなかみ町の「赤谷の森」を対象に、地域住民、自然保護協会、林野庁が協働して、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを共存させようと進めている取組です。
本日は、日本自然保護協会の出島誠一さんと、本校88期の卒業生で赤谷プロジェクトにもかかわっている大学院生の高田陽さんに講義をしていただきました。『日本の森について考えよう』というテーマで、人工林・二次林・自然林が持つ、動物や産業など、様々な視点からみた価値の違いについて学びました。現在500羽しかいない絶滅危惧種の実物大のイヌワシも飛んできました。人工林や二次林では大きなイヌワシは飛べないのでエサが取りにくいけれど、空間のある自然林ではエサが取りやすいとのこと。なるほど。でも別の視点からは、また違った森の見え方がありました。
民泊実習に向けた学習や準備はさらに進んでいきます!